アルバム・タイトルとジャケット画像をご覧になればお判りのとおり、パリでのライヴ録音です。
「Sushi」は「鮨」または「寿司」の意。オスカー・ピーターソンのオリジナル曲で、近年のライヴ盤には必ず収録されていることから、ピーターソンのお気に入りの1曲かも知れません。

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Sushi / Oscar Peterson Quartet | 
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アルバム・タイトルとジャケット画像をご覧になればお判りのとおり、パリでのライヴ録音です。 「Sushi」は「鮨」または「寿司」の意。オスカー・ピーターソンのオリジナル曲で、近年のライヴ盤には必ず収録されていることから、ピーターソンのお気に入りの1曲かも知れません。 
演奏メンバーは、オスカー・ピータソン(p)、ロニー・ロフスキー(g)、ニールス・ヘニング・オルステッド・ペデルセン(b)、マーティン・ドリュー(ds)。 1996年6月、パリでの実況録音。2枚組CD。 
2004/06/25 | 
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アルバム冒頭の「マンハッタン」が超人気の、リー・ワイリーの代表作。これ一枚で、1950年代のニューヨークの夜の雰囲気が満喫できます。 
腕の中で優しく寄り添うピアノ伴奏は、ジョー・ブシュキン。 1950年、ニューヨーク録音。 
サイト内関連ページ≫Standards and Jazz「Time on My Hands」 2004/06/26 | 
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ボブ・ドロウは、1923年、アーカーンソー州生まれ。 早口言葉を連想させるユニークなスタイルのヴォーカリーズで、一部のJazz愛好家に親しまれている。……と、思い込んでいましたが、実際はテレビ出演(子ども番組を含む)など活動範囲が広く、アメリカではポピュラーな存在のようです。 
『Devil May Care』はスタンダード・ナンバーを中心に収めたレコードで、ドロウの個性が十全に発揮された代表作。 演奏メンバーはボブ・ドロー(vo,p)、ワレン・フィッツジェラルド(tp)、ジャック・ヒッチコック(vib)、ビル・タックス(b)、ジェリー・シーゲル(ds)。 1956年10月、ニューヨーク録音。 
「Devil May Care」は演奏される機会の少ない曲ですが、最近ではダイアナ・クラールが、パリのオランピア劇場でのライヴ『Live in Paris』(Verve)で唄っていました。 
2004/06/27 | 
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1948年に結成されたフォア・フレッシュメンは、モダンなアンサンブルが魅力の男声4人によるコーラス・グループ。 高域部の男声がメロディをリードするオープン・ハーモニーが特徴。 
1955年に録音された『The Four Freshmen and Five Trombones』(Capitol)が好評を博し、『Five Trumpets』(57年)、『Five Saxes』(57年)、『Five Guitars』(59年)の、3枚の続編が制作されました。 
「East of the Sun (and West of the Moon)」は、ブルック・ボウマンが1934年に作詞作曲した曲で、アルバムの編曲はスタン・ケントン楽団の専属アレンジャーだったモダン・サウンドの旗手ピート・ルゴロが担当しています。 
2004/06/28 | 
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フレディ・コールは、1931年10月、イリノイ州シカゴ生まれ。 兄のナット・キング・コールが、人気を得るにつれて白人受けするポピュラー歌手へと変貌していったのと対照的に、当初フランク・シナトラに憧れていたフレディ・コールは、ニューヨークでのオスカー・ピーターソンやテディ・ウイルソンとの交流から、ブルース色の濃いシンガーに成長しました。 
1980年代、グローバー・ワシントンJrと共演するようになってからは、フュージョン系の録音が多くなっています。 『In the Name of Love』もライトな感じのブラック・コンテンポラリー系の1枚。ボズ・スキャッグスの「Harbor Light」、スモーキー・ロビンソンの「Just to See Her Again」、ロバータ・フラックの「In the Name of Love」などが収録されています。 
フレディ・コールは日本へは何度も来日していて、グローバー・ワシントン、マル・ウォルドロンなどと一緒に、青江三奈のレコーディングに参加したりもしています。 
2004/06/29 | 
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日本では「サッチモ(大口)」の愛称で親しまれているルイですが、アメリカのミュージシャンたちは「ポップス(大衆)」と呼んでいます。 Jazzを一般大衆に知らしめた彼の功績に敬意を表してのことです。 
現在、ルイ・アームストロングのレコードは、SP時代の録音はもとよりLP時代のものも、コンピレーション・アルバムとしてリリースされることが多くなりました。 今回はポップスに絞った選曲と収録曲数の多さから、MCAリリースのCDをご紹介しました。 収録されている18曲には、原曲がタンゴであったりシャンソンであったりする曲も多く含まれていますが、サッチモが演奏することによって独特の雰囲気が付加され、良い意味での「一般大衆化されたJazz」が愉しめます。 
「Kiss of Fire」は、1952年4月の録音。 
サイト内関連ページ≫twelve storys「ルイ・アームストロング」 2004/06/30 | 
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1973年11月21日、新宿「DUG」でライヴ録音された、カーメン・マクレエの弾き語りアルバム。 
後年量産される日本企画盤のような派手さはありませんが、バラッドの名曲ばかりが選曲され、カーメンならではの味わいをしみじみ堪能できる1枚。 
2004/07/01 | 
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カレン・レーンは英国出身の新人シンガー。 「On Green Dolphin Street」が収録された『Once in a Lifetime』(2002年録音)がデビュー・アルバムのようです。 ブルース・フィーリングは薄く、コンテンポラリー系の洗練されたタッチでスタンダード・ナンバーを唄っています。 伴奏は、デイヴ・コルトン(g)、ロビン・アスプランド(p)、ジェイミー・ロビンス(b)、ロッド・ヤングス(ds)、ミロ・フェル(perc)。 
「On Green Dolphin Street」は、スタンダード・ナンバーとしてすっかり定着していますが、初出は1947年のMGM映画『大地は怒る』の主題曲。 マイルス・デイビス(『1958 Miles』)、ソニー・ロリンズ(『On Impulse』)、デューク・ジョーダン(『Flight To Denmark』)など、これまでに多くの名演がレコーディングされてきましたが、ヴォーカル・ヴァージョンは意外に少ないようです。 
2004/07/02 | 
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バド・シャンクは、1926年5月、オハイオ州デイトン生まれ。 ショーティ・ロジャースに作曲と編曲を学び、チャリー・バーネット楽団、スタン・ケントン楽団、ハワード・ラムゼイのライトハウス・オールスターズで活躍。70年代半ばにギターのローリンド・アルメイダらと組んでLA4を結成。 キャルフォルニアの渇いた風と澄んだ青空のような、良質のウエストコースト・ジャズを数多く残しています。 
紹介しているCDは、マイナー・レーベル「Nocturne」からリリースされた10インチLPを、同レーベルのルー・レヴィ盤(10インチLP)とカップリングした1枚。オリジナル盤は、いわゆる「幻の名盤」で、原盤は数十万の高値で取り引きされてるらしいです。 
参加ミュージシャンは、バド・シャンク(as,fl)、ショーティ・ロジャース(tp)、ジミー・ロウルズ(p)、ハリー・ババシン(b)、ロイ・ハート(ds)。 1954年3月の録音。 
「Lotus Bud」はショーティ・ロジャースの代表曲のひとつで、ロジャース名義のレコードでは度々録音されています。 
2004/07/03 | 
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ニーナ・シモンは、1960年代、公民権運動が盛んだった頃の黒人アイドル。 1933年、ノースカロライナ州タイロン生まれ。 ジュリアード音楽院でピアノと作曲法を修学。 ブルース・フィーリングあふれる独特の唱法で、ジャンルにとらわれず幅広く活動。ボブ・ディランやバート・バカラックなどの曲を唄ったアルバムもあります。 
『Let It All Hang Out』は、1964〜1965年、ニューヨークでの録音。 演奏は、ニーナ・シモン(vo,p)、リスル・アトキンソン(b)、ボビー・ハミルトン(ds)。アルバムには、ルディ・スティーヴンソン(g,fl)、アル・シャックマン(g)も参加しています。 
「Moon Indigo」は、デューク・エリントン、アーヴィング・マイルス、アルバニィ・バイアードが作った1931年の曲で、エリントン楽団の代表曲のひとつ。 ここでのニーナの演奏は、原曲の形をとどめていません。 
2004/07/09 |