soe006 drinks Salty Coffee　今日の１曲（１）

アーティ・ショウ楽団がRCAに録音した楽曲を、クロニクルに編纂したアルバム。
「Sweet Lorraine」、「Night and Day」、「I Surrender, Dear」他、22曲を収録。

「私の青空」の邦題でエノケン（榎本健一）やロッパ（古川緑波）が唄ったヴァージョンが有名ですが、日本で最初の録音は昭和３年（1928年）の二村定一。レコードのレーベルには「ジヤヅ合唱　流行歌　あほ空」と印刷されていました。

絶頂期のバド・パウエルがブルーノート・レーベルに残した、日本で最も人気のあるJazzレコードの１枚。

ベースはポール・チェンバース、ドラムはアート・テイラー。
1958年12月29日の録音。

ライオネル・ハンプトン（ヴァイブ）、テディ・ウィルソン（ピアノ）、ジーン・クルーパ（ドラムス）、チャーリー・クリスチャン（ギター）と、錚々たるメンバーを集め、自由奔放なアドリブでモダンにスウィング！

素晴らしい！

先輩であり友人でもあったフランク・シナトラへのトリビュート・アルバム。
シナトラの愛唱歌、24曲を熱唱。
伴奏はラルフ・シャロン・トリオ。1992年の録音。

第35回グラミー賞で、最優秀トラディショナル・ポップ・ヴォーカル賞を受賞。

１曲目の「Bouquet of Blues」は靴音（ハイヒール）の効果音が入っていて、ハードボイルドな雰囲気を漂わせています。

ダイナ・ショアは、ポップスからカントリーまでレパートリーの幅が広いせいか、ジャズ・ヴォーカリストとしての認知度は低いですね。
ラジオやテレビ・ショーの人気者、マルチ・タレントって感じです。
このレコードでのダイナは、Jazzっぽくなくもないんですけどね。

どっちなんだ？

シンガーズ・アンリミテッドは、元ハイ・ローズのジーン・ピュアリングとドン・シェルトンを中心にした、男性３人女性１人という編成のコーラス・グループ。 ビートルズやポップス・ナンバーをレパートリーにしているので、Jazzファン以外にも人気があります。
透明感のある独特のサウンドが最大の魅力。

「Just in Time」は、グループ結成10周年の1977年録音。

1959年製作の傑作西部劇『リオ・ブラボー』の主題歌。
フランク・シナトラ率いるラット・パックの一員、ディーン・マーチンが、全盛期に残した２枚のＬＰをカップリングしたお買い得盤。

映画『リオ・ブラボー』から生まれたもうひとつのヒット曲「ライフルと愛馬 My Rifle, My Pony and Me」は、８ＣＤ豪華ボックスセット「Return to Me」に収録されています。

明らかにJazzではないし、スタンダード・ナンバーと呼ぶにはいささか抵抗がある曲だけど。
ディノのイタリア人気質丸出しの、明るく陽気な歌声は、日曜日！って感じがして大好きなのです。

ジュディ・ガーランドのレコードは、1961年４月のカーネギーホール・コンサートをイチオシする人もいるけど、どうも納得いかないんだなぁ。

晩年のジュディを聴くくらいなら、多少録音状態は悪くても、ＭＧＭミュージカルに出演していた頃の、若々しく溌剌とした歌声を聴きたい。
彼女の魅力は「可憐な可愛らしさ」にあると思う。

1958年3月9日、有楽町ビデオホールで演奏されたコージー・カルテットの歴史的実況録音（「Round About Midnight」と「A Night in Tunisia」の２曲）を含む、渡辺貞夫の初期の貴重なレコーディングを編纂したＣＤ。
「Round About Midnight」の演奏メンバーは、渡辺貞夫（アルト・サックス）、八木正生（ピアノ）、高田寿（ベース）、富樫雅彦（ドラムス）。

「'Round About Midnight」を作曲したのは、ビ・バップの高僧と呼ばれていたセロニアス・モンク。＜修道士と高僧、似てなくもない。

ビッグ・バンド・ジャズの創始者、フレッチャー・ヘンダーソン楽団が残した1924〜1940年の演奏（原盤はＳＰ）を編纂した１枚。
ルイ・アームストロング、コールマン・ホーキンス、ベン・ウエブスター、ロイ・エルドリッジ、チュー・ベリーなど豪華なメンバーが参加。
ニューオリンズで誕生したビッグバンド・ジャズが、スウィング・ダンス・バンドへと洗練されていく過程が記録されている。

「King Porter Stomp」は、ジェリー・ロール・モートンが、友人だったトランペット奏者のキング・ポーターにちなんで作曲。
ベニー・グッドマン楽団がレパートリーに加え、幾度となく演奏・録音したことから広く知られるようになった。

偏屈者で有名だったベニー・グッドマンは、ヘンダーソンへの敬意から、脳梗塞で倒れた彼の世話をするための寄付を募ったりしていた。